生活

「幻聴妄想かるた」とハーモニー

最近は新聞報道なんかで少しずつ話題が広がっている「幻聴妄想かるた」ですが、僕がこのかるたのことを知ったのは、岸井大輔さんを介してだった。妻が曳船の「墨東まち見世ロビー」で店番した日に「岸井さんが買えって薦めるから買ってきた」と言ってかるた…

失業日記・帰郷編/小笠原資料館に行く

このダイアリーには明記してこなかったけど、春先にリストラにあって失業した。そのことを実家の母にはあまりちゃんと説明しないままだったけど、帰郷したときにすこし心配したように見通しはどうかと聞かれたものだ。見通しはなかなか立たない。失業日記#…

そろそろ画廊忌

画廊男こと佐藤洋一さんがこの世をさってそろそろ一年になる。今日、得意先の百貨店の地下食品売り場をあるいていて、そういえば、「Gallery≠Gallery」の何かのパーティーにデパチカで餃子かなにかかっておみやげにしたことがあったな、と思い出した。佐藤洋…

失業日記#1

得意先のひとが自分の勤めている会社の話題が出ている2ちゃんねるのスレッドを見たけどひどいこと書かれてるよ大丈夫といってくれて、自分はそのスレッドのことを知らなかった。前の会社に入るときには2ちゃんのひどい話はチェックして承知した上で就職し…

マクドナルドにぶらりと

クオーターパウンダーの広告は洗脳効果があるんじゃないか、たべたくなるよね、とうちの歌人と話していたところ。で、食べてみた。 http://www.mcdonalds.co.jp/quarter-pounder/index.html 食べている間に肉がはみ出てくるので要注意だった。肉食った感が残…

服と新鮮

副都心線が開通したので、昨日私も定期を変えました。明日の通勤で初乗車。ところで新しい言葉に漢字変換が追いついてないってことで「服と新鮮」て変換されることを話題にしている人が多いみたいですけど、すかさず対応しているGoogle。 服と新鮮 - Google …

引越し(リアリティ)

引越した。帰り道がかわった。いままで通勤していたルートが帰り道だったりすると感覚が狂うと妻が言う。一瞬定住民でなくなると言うことか引越しとは。引越した日古い録画ビデオが出てきて『千と千尋の神隠し』を見た。引越しの日の話だったんだなとあらた…

哲学/考える

あまり深く考えもせず、歴史の勉強でもしようかと思って浪人生活を送っていたころE.H.カーの『歴史とは何か』とかいう岩波新書を読んで、「心理学とか哲学とかを勉強したほうがより原理的なことが理解できるのかも」とかと思い、立命館は落ちて法政には受か…

聞く

近頃電話で営業する仕事をしていた。電話で営業するには耳が良くないといけないと人は言う。いろんなひとのいろんな声を聞いた。心温まることもなくはなかった。小林恭二の『電話男』という小説にリアリティが無いのは、テレクラとかテレマとかでおきていた…

見る

今日は久しぶりにダンスをみた。公演ではなくて公園での半ば私的な集いで、私は気もそぞろにそれまでにみたあれこれのことをおもいながらながめていた。そういう場所での振舞い方を自分はあんまりみにつけていなくて浮き足立ってしまう。こどものころからい…

国際学会

会社を休んで院生時代に研究していた哲学者の国際学会にのこのこ出かけてきた。フランスから来たいい人たちが哲学史の話になると妙に熱い議論を始めるのを眺めたりして帰ってきた。日本の研究者には世界的にも抜きん出ている人がいるよなとかねがね思ってい…

おだやかすぎない一日

18:00 生中継 渋谷HMVのJ-Waveスタジオに行ってグルーブラインを放送している様子を見る。ゲストも豪華で(梅ちゃん)DJプレイもいつにもまして気合が入ったものだったので満足。営業車で事務所に帰るときいつもグルーブラインを聞いていた。会社をやめ…

大量生産品のように生まれてきた

今日新聞の整理をしていて、たまたま今年の朝日新聞1月9日の夕刊に詩人の水無田気流さんが寄せた文書を読んだ。家族で出かけるというと、パンダを見ても、つくば万博に行っても、いつも人ごみにもまれていた、と回想しながら「考えてみれば、私は(中略)…

出かける前に新宿でPSPの『ナムコミュージアムVol.2』を買った後だったので(『ドラゴンスピリット』が懐かしくって)そのまま家に帰って遊ぼうかとか思ったりしたが、何か感動するところがあったので、駒場に直行。

分岐とか記号とか可能世界とか批評する主体とか

連休は成城トランスカレッジの「2006年のまとめ」を読みふけっていたら終わってしまった。自宅でできる綿密なリサーチぶりが素敵過ぎます。 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20070103 それで昨年末、それまでよみそびれていたサポセン日記を始めて読んで…

はじめてのお買い上げ

昨日、生まれてはじめて音楽ファイルを購入してダウンロード。チャットモンチーの「シャングリラ」があまりにかっこいいのでジャパンカウントダウンでCM流れていたのにそそのかされてiTunesに行ってみたら検索にひっかからない。そういうことか、SME。FMで聞…

新年でした。ことしもよろしくおねがいします。あと、年末に書いた「今年の舞台3本」がワンダーランドに載りました。 http://www.wonderlands.jp/lookback/2006/02.html 上演された場所を併記したのがポイント。何度も行ったなじみの場所に、その時居なかっ…

食べることと考えること

今日はチェルフィッチュの『エンジョイ』について書くのはお休み。でも一言だけ。ブログを読むと岡田さんは「後悔していない」とわざわざ書いていて、そんなことを言う必要があるような反応がなるほどいろいろあったわけだな、やはり、と思う。。鈴木泉氏が…

開演に間に合わない

タイトルを考えるのが好きだ。「開演に間に合わない」というのも、劇評関連のタイトルとして思いついたもの。 今日は、午前中妻と妻が参加している短歌同人誌の方と、年末特別号の発送作業を大急ぎで終わらせて、新国立劇場に駆け込んだ。 席についてちょう…

こんにちは僕の小さな名声

えーっと、本名は明かせない柳沢もぞみです(まちがえた)。仕事に時間をささげつつ舞台もいろいろ見ては居ます。ポタライブファイナルもいくつか見ました。それで、いろいろ書いておかないのはもったいないかな、とも思う。なかでも、五反田団の新作『さよ…

根津神社で結婚式

今日は根津神社で結婚式をした。神式のしきたりというのは、それなりに日ごろの生活になじみのあるものではあるのだなあと思ったりしながら、最近の神社は指輪の交換なんかもコースに入れていたりするのだった。晴れたのは良かったが、記念撮影のときに日差…

結婚と式

今度の祝日に妻と式を挙げます。と書くと一見どこか正しくない日本語ですが、法律的には届けを済ませているので、既に夫婦で、式はこれからあげるというわけです。教会はいやだ。式場もいやだ。と妻が言うので、神社で式を挙げることに(式自体、あげたいわ…

おじいちゃんとヴィトゲンシュタイン

祖父が生きていた期間と、ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタインが生きていた期間が重なるということに、ある日ふと気がついた。二人とも、同じ世界史的な出来事である、いわゆる第二次世界大戦を経験している。そのこと自体は、別に、驚くべきことでも何で…

父の死ぬ前の言葉

ここ数日、気分が陰鬱だったのは、『Unrehearsed Beauty』を見に行って、観客として行った発言が、あまりに・・・無内容というか、当り障りがないというか、逃げ腰と言うか、そういうものになってしまったことを後悔せざるをえなかったからなのだが・・・出…

町並みと伝統

今日は書類を仕上げて郵送し、読書会を早めに切り上げてニブロールの服のブランドの個展を見にでかけた。自由が丘に行ってきたのだが、町の雰囲気はそれなりに落ちついていて良い感じかなあ、などと思いながら通り過ぎる。自由が丘なんかに、めったに行かな…

関西旅行記 おたべさんの家

京都では おたべさんのお宅に泊めてもらいました。京都には三泊の予定で、はじめは、京大の吉田寮にも泊まってみようと思っていたんだけど、結局3日ともおたべさん家にお世話になることになった。ネットの知り合いとか、いままで何人かおたべ邸にとまったこ…

関西旅行記(3)

東海道線を通って名古屋へ向かった ゴールデンウィーク開けの月曜日、朝御飯を頂戴していると、小父さんは一足先に出勤。すこしのんびりしたらどうかと言われたが、旅先でいろいろ見てみたいと、勤め先に向かう小母さんと一緒に出掛けて、軽自動車で駅まで送…

関西旅行記(2)

思い出 去年は、シアターオリンピックスの一公演を見に静岡に行って、親戚の家に泊まって帰ってきた。今年も関西に行くついでに静岡にたちよろうと思った。 フランス大使館が発行しているパンフレットで、フランスの演出家の公演があると知ったので予約して…

献血に行く

2月の始めに風邪をひいて寝込んでいたら、誰かから電話があった。こんな時に誰だろうと思って電話に出ると、献血センターからの催促だった。冬には献血者が少なくって血が足りなくなるらしい。多少の暇ができたので、吉祥寺に献血に行く。初めて献血したの…