2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

斉藤斎藤ビッグイシュー

奥村晃作さんの日記を読んでビッグイシューに斉藤斎藤インタビュー記事が掲載されていたことをはじめて知った。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kosakuok/nisi.html 2005/4/18(月)の項目ビッグイシュー http://www.bigissuejapan.com/

モブ・ノリオ『介護入門』とニガー

去年読んだ数少ない小説のなかのひとつがモブ・ノリオの『介護入門』で、夏休みに帰郷したときに、『文藝春秋』を買ったら載っていたので読んだ。むしろ、イラクで殺されてしまったジャーナリスト橋田信介さんの奥さんである橋田幸(ゆき)子さんの手記を読…

イマージュオペラ

イマージュオペラの公演を見に行った。 イマージュオペラ>>コントラーアタック 4/26(火)&4/27(水)19:30 出演=野沢英代 相良ゆみ 脇川海里 他 振付・演出=脇川海里 構成・脚色・衣装=綾原江里 音響・照明=曽我傑 協力=歴島行成 言語素材=P・P・パ…

ある日の新聞広告

朝日新聞2005年4/26(火曜日)、14版2面に、光文社の広告が載っている。多分、新聞各紙に掲載されたであろう。右側の大きな部分は、『ホリエモンの新資本主義お金持ち¥三択ドリル』に当てられている(横幅約24cm)。その左隣に『朝鮮高校の青春』。その隣…

斉藤斎藤がラジオ出演

斉藤斎藤氏がケータイ短歌の番組に出ていたので、聞いた。結構良い声で話しているときと、声が裏返るときと、ある。 http://www.nhk.or.jp/tanka/banshou.html

蜷川幸雄のキッチンを見た

SANDWICH (第3号)に大岡さんが批評を書いていたので http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000150611気になって蜷川幸雄演出の公演、キッチンを見てきた。 http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=235見終わって、大岡さんが書いていることを読み…

鼠派演踏鑑Ω 『サド・死の宴』

老人の演技をしている点で、神聖マラのような迫力が殺がれていると思う。老人としての類型性の方が勝ってしまうというか。類型化が、老いの必然性としてあらわれる身体の膠着として露呈してくるものとして評価することはできなかった。大久保清を題材にした…

笛田宇一郎演劇事務所 『ハムレット/オフィーリア』

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/u1fueda/花佐和子さんが出るということで期待していた。HM/Wの時の公演が私にとって面白かったのは、浮浪者の対話という虚構がフレームを作っていた部分が大きいのだな、とあらためて思う。『ハムレットマシーン』の援用…

徒花*の『軽々しく泣け』

平田オリザが言う「現代口語演劇」の系統の作風みたいで、五反田団なんかとも近い感じ(「徒花*」と書いてトカ団と呼ぶらしいし、「団系」なんだろうか)。ストリップ小屋の楽屋で展開される日常会話のなかから、ちょっとややこしい惚れた腫れたの人間関係が…

徒花*の『軽々しく泣け』

個人的にちょっと縁があったので、「中野あくとれ」での「徒花*」という劇団の公演を見に行ってきた。http://www.tocadan.com/index2.html

「コンベヤーは止まらない」をめぐって(3)-再加筆版 ほぼ完結-

http://d.hatena.ne.jp/yanoz/20050128 の続きです。『コンベヤーは止まらない』、という戯曲は(すでに言ったように、私は戯曲そのものは読んだことがなく、大岡氏による演出を通して知っているだけなのだが)、「資本主義経済による人間の疎外」、をテーマ…

『嗤う日本の「ナショナリズム」』

id:contractioさんのダイアリーを久しぶりに見ていたらみつけた。書評 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20050328bk06.htm納得。北田氏の本は、一冊だけまだ読んでないな。http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20050406#p1も見た。

横浜でもフランケンズ

STスポットでも上演されたフランケンズ『ラブコメ』(原作/モリエール『女房学校』)4月9日(土) 3:00PM の回を見る。二つの部屋を並べた舞台装置は、横二つの並び方など、基本的にはディ・プラッツ版と変わらないけれど、より小さなスペースに収められた…

マトリックスとボナール色

『マトリックス』テレビでやっていたので見た。思っていた以上に中身の薄い映画だったので驚く。キスで復活って・・・・。一番印象深かったのは、予言者の部屋の色彩設計ですね。あそこの演出は、日常性が逆に異様なものとして際立ってくる感じを上手く出し…

1080個の粒子の揺らぎ

見てきた。私が評を書いてみた前回の公演 http://d.hatena.ne.jp/yanoz/20050212#p1 は、このグループの「いぬ」シリーズの作品だけど、今回の公演は「ねこ」シリーズの作品で、よりイメージとか演劇性とかが強いものなのだそうだ。途中で「ボレロ」が出てき…