2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日は、新宿の紀伊国屋書店(元々の方)で、エドワード・ゴーリーの絵本(?)を立ち読みしたり、『華々しき鼻血』を購入したりした。ゴーリーの邦訳を探していて、ほむらひろしの翻訳した絵本を見かけ、立ち読みしてみた。思えば今年の一月である。私は毎…

ハリー・ポッターの登場人物人種比率を左右している文化的政治的な背景を考える

同居人が地上波での初上映を楽しみにしていたので録画しておいたハリー・ポッターの映画一作目を一緒に見た。なんだかダイジェスト版みたいな感じで、これだったら連続TVシリーズとして制作した方が良い気もしたけど、市場の現実がそれを許さないのだろう。…

ドイツの演劇教育について(6/18)

http://groups.yahoo.co.jp/group/euterpe-ts/message/310 に書いたとおり http://www.goethe.de/os/tok/KULTUR/2004/v0306j.htm#4 の企画をドイツ文化センターに見に行った。主人公四人の青春群像がメインの映画であって、ドイツの演劇学校でどんな教育がな…

6/17オガワ由香

http://d.hatena.ne.jp/queequeg/20040617#p2 にも言及されているように、オガワ由香『意志の螺旋(7) 火の輪郭』を見た。会場は主催者側のチラシでもわかりにくいところなのだった。というのも、スタジオとは言っても普通の家屋の中にある個人的なスタジ…

不眠と惰眠の間で

この一週間ばかりに見たものについて書いておこう。

おとなりさん

おとなり日記ということで見てみたら、俳句の英訳の話があった。http://d.hatena.ne.jp/sosna/20040617#p4 たしかに、韻もちゃんと踏んでいて名訳な雰囲気。JRの東北キャンペーン中吊り広告に載っている芭蕉の英訳には、今ひとつぴんと来ないものを感じてい…

一日の奇妙

中央線、乗り間違えた中央特快で三鷹まで運ばれて、折り返し戻ることに。線路をまたぐための階段を上る途中斜め後ろで話し始めた白人の若者が携帯電話で話す英語が「荻窪を乗り過ごしてしまったので待っていてくれ」と聞こえる。同じように乗り過ごした異人…

またボナールを見ることができた

金曜日には、損保ジャパンビルの美術館にボナール展を見に行ってきた。ボナールは、好きな画家なのだ。 たしかにゴッホやセザンヌよりも格は下だろうとは思うのだけれど、紫がかった色調が背景に混ざってくる様子などに、独特の質感があって、謎めいている。…

フランスのサイレント映画と活弁

澤登翠の活弁つきで、V・ジャッセの『ジゴマ』とフイヤードの『ファントマ』をみる。 ジゴマというのは、日本でも禁止令が出るほどブームになった作品らしく、犯罪者と探偵が追いつ追われつするたわいない娯楽映画と言っても良いもの。「ルパン三世」の原型…

  爽やかな初夏の日々のような   

今日は、離婚届に署名した。・・・といっても「証人」としてだけど。何の因果か、会った事も無い夫婦の離婚なのだが。こんなことは一生にそう何度もあることはあるまいと思いつつ。一週間を振り返ってみる。先の日曜日、帰宅すると、なぜだか無性にゲームが…

朗読千夜一夜の第八夜

水上アートバスを片道見た後、out-loungehttp://www.tcn-catv.ne.jp/~aka/ での朗読イベントに行ってきた。朗読千夜一夜の第八夜。歌人の田中槐と、方法主義者http://aloalo.co.jp/nakazawa/method/index_j.htmlが競演するというので興味をひかれたのだった…

水上アートバス

http://groups.yahoo.co.jp/group/euterpe-ts/message/290 に告知した企画を見てきた。水上バスに乗るのははじめて。 15分ばかり早くつくと、すでに切符売り場に列ができている。ちらほらと海外からの観光客もみる。 乗船を待つデッキで、なぜかピンクフロイ…

近文研公演「龍潭譚(りゅうたんだん)」

近文研の公演、招待いただいたので月曜日に見てきた。その話を書いてから出かけようと思う。近文研のサイト。 http://homepage2.nifty.com/robingoodfellow/ 泉鏡花のテクストを元に自由に構成した舞台。 テクストを読まずに見たこともあり、テクスト自体の…