マクドナルドにぶらりと
クオーターパウンダーの広告は洗脳効果があるんじゃないか、たべたくなるよね、とうちの歌人と話していたところ。で、食べてみた。
http://www.mcdonalds.co.jp/quarter-pounder/index.html
食べている間に肉がはみ出てくるので要注意だった。肉食った感が残るボリュームだった。
こないだうちの歌人と「マクドナルドって安売りだけしてた一時期と何か変わったね」とか話していたのだけど、強いリーダーシップが無ければ変わるわけは無いのだった。
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21)
- 作者: 原田泳幸
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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そういえば、マックからマックへなんて記事を読んだことがあったな。すっかりわすれてた。先日おくれてはじめて読んだ。
この本は、ビジネス書として過不足ない良い本で、簡潔で要点が絞られていて語りによどみがなく、硬い意志と知性の働き振りがきびきびと伝わってくる無駄の無い文体がすばらしいと思うのだけど、著者が子供のころに火事で焼け出されて落ち込んでいたときに「いちばんかしこいやつを選んだ」と言って伝書鳩を贈ってくれた友達の話と、著者が開発職だったころ徹夜続きのあと大事なプレゼンに必要な装置をこわしてしまった致命的なケアレスミスを叱責することなく、プレゼンをこなした上司の話が、とても印象深く、くやしいかな人を動かす人が何に動かされたのかを語って余すところないのだった。まあ良い面だけしか見えないようになっているだろうことを差し引いて考えても。
リクルートの江副さんの本も良い企画だと思ったけど、角川Oneテーマ新書はもっと読んでみても良いかもしれないなとちょっと思った。