2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「PRIFIX3」

ゲーム作家で書評も書いて発想法の記事とかも書いていて立命館大学で教えてもいて、岸井大輔さんのプロジェクトでもおなじみの米光一成さんがナカゴーという劇団の公演に出演するのだって告知しているのを見かけて、これは面白そうだと思って見に行ったら、…

CASTAYA project『Are You Experienced?』四日目+

8月25日版の『Are You Experienced?』を見た。LOVEの字を反転したものがキービジュアルとして使われていて、これは東京デスロックの演劇LOVEを連想させますね。冬のサミット2003CASTAYA projectは、ある種匿名ユニットみたいなもので、誰の作品で誰が出演す…

失業日記・帰郷編/小笠原資料館に行く

このダイアリーには明記してこなかったけど、春先にリストラにあって失業した。そのことを実家の母にはあまりちゃんと説明しないままだったけど、帰郷したときにすこし心配したように見通しはどうかと聞かれたものだ。見通しはなかなか立たない。失業日記#…

初期型の『ThePOP』

アゴラの夏のサミットに参加してる初期型の『ThePOP』を見てきた。 前回ダンスタワー見たときにざっと感想を書いたけど、今回も、基本的には変わらない印象。 男性キャストは基本的に全裸で局部を手で握って隠してたりとか、またにはさんでかくしてたりとか…

平松れい子演出の The Vagina Monologues/穏やかである政治性+

ヴァギナ・モノローグを手話を交えて上演する、という企画があるということで、見てきた。翻訳担当の小澤さんが案内をくれたのだった。タイトルからは暴露的な過激さがあるのかと連想してしまうけど、むしろ舞台は穏やかな優しさに満ちていて、政治的な問題…

『昏睡』(作:永山智行、演出:神里雄大)-+

初日に見に行った。26日まで。 出演 山内健司 兵藤公美 http://www.seinendan.org/jpn/infolinks/infowakate090626.html 最近は、演劇を見た感想を書くときに、出演者の人への明示的な言及を心がけています。なんとなく、演出家で舞台を語ることに疑問を持た…

DCPOPの「マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」/陳腐さの絶対肯定+

劇団ダルカラードポップ(略してDCPOP)の「マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人」を見てきた。前回見た『ショート7』がかなり良かったので期待していたが*1、今回は、とても良くできたまがい物にして真摯に作られた失敗作だと思う。頭で作るタイプの作演出…

「退屈...」長門が夏悔いた*1/終わる「エンドレスエイト」にひと言++

ネット上の感想で「エンドレスエイト」について「こんなに毎週次回を楽しみにしたのは久しぶり」と書いているひとを見かけたけど、僕も、今回のエンドレスエイトを見ていて、子どもの頃「未来少年コナン」を毎週たのしみにしていた感覚をふと思い出したりし…

踊る若松美黄を見る/二度目

初めて踊る若松美黄を見たのは、WDA2000が開催されたとき、フェスティバル開催の責任者だった若松美黄氏が、オープニングのイベントに飛び入り参加して踊りだしたとき。 Wie funktioniert das Internet? | 現代舞踊協会の偉い人でも、こんな自由な発想だった…

ライン京急自主企画 Vol.1

ライン京急の自主企画を見に行った。 http://www.super-deluxe.com/2009/8/4/linekeikyu/ スーパーデラックスに行った。行くのはPMEの『Unrehearsed Beauty』を見に行って以来、およそ6年ぶり。見た順に雑に感想書いておく。忘れきってしまわないうちに(8月…

飴屋法水の『3人いる!』−++

リトルモア地下に初めて行った。飴屋法水演出初めて見た。多田淳之介の戯曲が上演されるの初めて見た*1。8月3日の昼の回。「3人いる!」特設サイト飴屋法水は現代美術の文脈でも注目されていたので、そのせいか、客層としては演劇ばかり見ているのではない人…