一日の奇妙

中央線、乗り間違えた中央特快で三鷹まで運ばれて、折り返し戻ることに。線路をまたぐための階段を上る途中斜め後ろで話し始めた白人の若者が携帯電話で話す英語が「荻窪を乗り過ごしてしまったので待っていてくれ」と聞こえる。同じように乗り過ごした異人種ニ個体ありというところである。

三鷹から荻窪に向かう。浅羽通明*1と同じ一角に乗り合わせる。いや、浅羽道明に限りなく似ている別人かもしれない。荻窪で降りる彼の後を、帰路と重なるのを幸いに尾行する形となる。古書店に立ち寄ったら浅羽道明に違いないと思う。一軒目は一瞥で通過。そして二軒目の廉価販売書架に男の足は一直線に向かってゆく。

*1:はじめ浅羽道明と間違えて書いてしまった。google:浅羽道明