思想

「英雄としての文化人類学者」再読/冷たい社会と歴史の外の自由

あの人もこの人も鬼籍に入っていくので高齢の方々がご存命かどうかあやふやになってしまう昨今ではありますが、つい先だって、レヴィ=ストロースってたしかまだ生きてるよね、とかと知人と話したばかりだったのを思い出す。寒い朝にtwitterで訃報に接する平…

『東京の条件』のために

『東京の条件』act編 by 岸井大輔岸井さんが『東京の条件』のためにブログに書き抜いたものをまとめてちょっと振り返ってみる。たくさんあるので、初めのところの引用部分だけ引用してみる。こんな感じの引用がたくさん続いていて、その合間に岸井さんの『東…

「私的に公的」の東浩紀++

Lifeに東浩紀がゲスト出演したときに 東浩紀と言う人は、「私」を棄却させるものとして政治や思想を語るという仕方で、「私」的なものを政治とか公的なものから守ろう、守ろうとしている人なんじゃないか、ってことだ。 政治とか公的なものを、「私」とは無…

人文的教養と軽蔑+

書評を読めばダメな理由がわかる―二つの「知」と古臭い感性+8 - 白鳥のめがね で触れた はてなブックマーク - 404 Blog Not Found:人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」 について。次のような言葉が出てくる。 自然科学者たちの、…

Lifeでゲストの東浩紀/「私」を守る++

TBSラジオで日曜深夜にたまにやってる、鈴木謙介がホストのラジオ番組「Life」に東浩紀がゲスト出演するというので、聞いてみたが政治性についてまとまった話がされていたところが面白かった。 文化系トークラジオ Life: 2009/05/24「現代の現代思想」(東浩…