2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

CET08にふらりと

上司にこってりしぼられて夜も遅くなり、新商品でも食べて帰ろうかとふらふら会社の近くのマックに向かってあるいていたら、古いビルの一階になんだかすこし違った気配を感じて見てみると「文化系フリマ」とか書いてあって、なにやら心引かれるものがあり、…

近代日本語に弔いを(5)−母国語と母語−

国家と言語っていったらまず田中克彦でしょ。でしょ? 田中克彦(社会言語学) 「言葉は単なる人間の道具ではない。」 それを万感の思いで語るのは、社会言語学者、田中克彦だ。70歳を過ぎた現在も、世界各地の様々な民族をフィールドワークし、その言葉を研…

DreamFighterは応援歌かという話

DreamFighterの励まし - 白鳥のめがね って話を書きましたが、 2/12 Perfume対談~Dream Fighterは応援歌? [テクノポップ] All About に同じような話が出ていた。中田Pの歌詞はすばらしいと常々思っていたので、この金融不安下のクリスマス時期にラブソング…

playworksトークショーの続きは大阪って

playworks♯0-5 『開かれていて閉じている(沈黙のトークショー第5部 場所と金編)』 岸井大輔(劇作家/playworks主宰)+米光一成(ゲームデザイナー/立命館大学教授)+山納洋(common cafeプロデューサー)12月23日(祝)19:00-22:00(15:00-18:00でプレイベント…

近代日本語に弔いを(4)−言語があるとも言えないのに−

なんだか『日本語が亡びるとき』をちゃんと読んでみようかと思い始めた私ですが、「近代日本語に弔いを」と言うからには、比喩的にであれ、近代日本語というものがかつて生きていて、あるとき死んだ、と述べていることになります。日本語が亡びるとき―英語の…

ブログ通信簿

たしかに、私の中には27歳女性司書が生きているきもします(笑) 最新10件で評価って、まあ、技術的な限界もあるんだろうけど、お遊びとしてはそれで十分ってことか。

脳内メーカーの奇跡/『ハンター×ハンター』雑感

日付はでたらめですが。 菊地成孔に 寂しいを加えると大友良英になり 2007-09-22 と。これは奇跡的。kingworldさんの『ハンター×ハンター』の感想もちょっと気になる。 共存の余地ができたことによって、蟲はたんなる脅威ではなくなっている。ぶっちゃけ、に…

近代日本語に弔いを(3)−残された文字は死なない、消え去るだけだ−

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/24e707ffa42cb9da8fd0b58857c79e0b 日本語が亡ぶっていうメタファーはあいまいすぎるので、「近代日本語」はもう亡んでいるけどその亡霊がさまよっているのだっていった方がわかりやすいという記事を書いたのでした。 近…

『沈黙のトークショー』の続き

岸井さんが沈黙のトークショーの続きを書いている*1 妄想を現実にする快楽がある。この快楽は自己満足が目的だ。にも関わらず、実現したとき他者を動かすことがある。 (略)人前で妄想を形にしたあと、他者をうごかせるかどうか、予測は立たないのだ。だか…

近代日本語に弔いを(2)−近代日本亡霊−

私も、水村美苗の『日本語が亡びるとき』は新潮9月号でしか読んでいなくて、その先を読みたいとは思わなかった。ネット上の議論とかを見れば水村の主張の概要はわかる。 『日本語が亡びるとき』を読まずに騒動だけ見た感想 - ARTIFACT@ハテナ系 多分、評論と…

『沈黙のトークショー』がらみで

米光さんがコトリコさんとコミュニケーションしてた*1。気になる話題だったので、自分なりに論点整理してみた。 「相応の対価を得られるように」には、とても同意です。ただしその対価は、給料ではない(もしくは給料だけではない)という部分が、大切になっ…

『沈黙のトークショー』にちなんで

モーリス・ドニ バッカス祭 | REMOVEプレイとか本番とか言うと、ついエロいことを考えてしまいますが。沈黙のトークショーを聞いてあれこれ思ったことを書いてみる(結論なし)。http://www.miyadai.com/index.php?itemid=687 宮台さんが言っている「…