『沈黙のトークショー』にちなんで
プレイとか本番とか言うと、ついエロいことを考えてしまいますが。沈黙のトークショーを聞いてあれこれ思ったことを書いてみる(結論なし)。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=687
宮台さんが言っている「感情の豊かな波に現れる関係」というのが、祭りとは違う、時期に限定されない関係として語られていることっていろいろ興味深くって、出会い系とかって、ルソーの『演劇について』に出てくる「演劇にかわるべき市民にふさわしい催し」っていう話と表裏一体な気がするんですよね。
- 作者: ルソー,Jean‐Jacques Rousseau,今野一雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1979/10/16
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
あと、ルソー+演劇で検索したら、こんな本が出てきて、気になったのでメモ。
- 作者: 伊藤俊治,レイモンベルール,白井雅人,ジャン=ルイボワシエ,永守基樹,Raymond Bellour,Jean‐Louis Boissier
- 出版社/メーカー: 日本文教出版
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あと、『千のプラトー』で Corps sans OrgansについてスピノザとSMの話しているところとかが何かと気になる。それから、エレウシスの秘儀とか、バッカス祭とか、歌垣とかいったことがらがいろいろ気になる。
エレウシス - Wikipedia
nletter-2002
葡萄酒の神 ディオニュソス、バッカス神話
ゲームとかアートとかが現実に対して持っている「一歩引いている」感じ。きっと、それは言葉が何かを描けるってこと自体が本質的に虚実の手前の領域において成り立っているからではないかとか、そういうことを漠然と思わなくも無い。そのあたりで、福田定良の本のことを思い出したりする。読み直してみようかな。
- 作者: 福田定良
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1973/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る