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「キレなかった14才 りたーんず」、あるいは演劇の再起動

劇評サイト/メールマガジンのワンダーランドに、「キレなかった14才 りたーんず」全体を振り返って論評した記事を寄稿しました。以下、紹介をかねて多少の補論を。 ワンダーランド wonderland – 小劇場レビューマガジン準備期間も含めたフェスティバルの全…

『グァラニー 〜時間がいっぱい』評(2) ノスタルジックな未来

6�l�̉��o�Ƃɂ����A���㉉�u�L���Ȃ�����14��♥�肽�[�񂸁v�w�O�@���j�[ �`���Ԃ������ς��xかつて高橋源一郎が「メタフィクションの作者は、どこかで恥ずかしさの意識を持っていないとダメだ」みたいなことを言っていたのを読んだ記憶がある。メタ演劇的に捩れた構造を…

『すご、くない』

6�l�̉��o�Ƃɂ����A���㉉�u�L���Ȃ�����14��&e�肽�[�񂸁v�w���NB�x4月30日のマチネに鑑賞。その日はでぶ学を見るのはやめて2009-04-30 - 白鳥のめがねの記事を書き、ディープラッツまでポタライブを見て、蜻蛉玉の公演を見た。今回の「キレなかった14才りたーんず…

『グァラニー 〜時間がいっぱい』

http://kr-14.jp/kr-14web/4月29日のマチネに見る。終演後、知人と話したりして、でぶ学講座を聞いて、夜はディープラッツに行った。この作品については、5月5日に、フェスティバル関連企画の岸井さん、九龍ジョーさんと作・演出の神里雄大さんのトークで、…

『少年B』評その3(改題)合唱と独白の間

『少年B』について、自意識を描いた作品として解釈し、歴史的に位置づけるという議論を進めてきた。 『少年B』あるいは、自意識の劇場(上)+ - 白鳥のめがね 『少年B』あるいは、自意識の劇場(中) - 白鳥のめがね(中)に書いたところまで考えたとこ…

『少年B』あるいは、自意識の劇場(中)

『少年B』あるいは、自意識の劇場(上)+ - 白鳥のめがね の続き。『少年B』で「猫を轢いてしまう」エピソードが作品全体の軸になっていることをめぐって解釈を進める。「りたーんず」の雑誌に掲載された戯曲は、上演の台詞と食い違う点もあるようだが、…

『少年B』あるいは、自意識の劇場(上)+

4月27日ソワレ。すこしロビーに居て、公演を見て、帰る。 http://kr-14.jp/kr-14web/ お話としては、こんな感じだった。僕が14才のころ、自分の通っていた学校の校門あたりに動物の死骸が置かれているって事件が起きていたりして、自分はお笑い芸人を目指し…

「キレなかった14才♥りたーんず」コンプリート

http://kr-14.jp/kr-14web/の参加6作品、今日のマチネで全部見ました。今日見たのは振付・構成・演出:白神ももこ(モモンガ・コンプレックス) による『すご、くない』。 これが、すばらしかった。6作品見た中では一番感動いたしました。一言でいえば、ダ…