2005-08-05から1日間の記事一覧

舞踏家の眼差しについて

上杉貢代さんの眼差しということについては、以前「ダンスがみたい5」だったかで私が上杉さんの公演のアフタートークを担当したときに、質問してみたことがある。そのとき上杉さんの舞台の上で踊るときに見せる目の表情になにか特別なものを感じて、踊ってい…

土方巽の生成変化と舞踏の伝統

私には舞踏についてはそれほど深い知識も経験も無いのだけれど、私が知りえた断片的な情報や経験に即して言うと、和栗由紀夫という人は、土方巽の教えに忠実でありすぎるためにかえって忠実ではないことになってしまっている人ではないかなあという風な認識…

和栗由紀夫+上杉貢代

「ダンスがみたい!7」の公演、和栗由紀夫+上杉貢代「神経の秤」を見た(8月5日(金)19:30の回)。この公演は、ラストーシーン、上杉と和栗の二人がステージの両端からゆっくりと歩み寄っていく場面が全てだった。すくなくとも私にとっては、上杉の、まっ…