大阪帰り

東横インに泊まって国立国際美術館に寄って帰ってきた。大阪は、どこか横浜に感じが似ているような気がした。

�������۔��p�ف@NMAO
ほとんど地下の美術館ってことでできたとき話題だったので行ってみたけど、建物そのものにはそれほど感銘を受けず。中国現代美術の回顧展(なんだ東京からの巡回だったか)と、新国誠一の<具体詩>展をみる。

孫原(スン・ユァン)と彭禹(ポン・ユゥ)の「老人ホーム」は、各国の年老いた要人が電動車椅子であてもなくうろうろしているような雰囲気を自動制御で動く蝋人形を載せた車椅子の運動でかもし出していて印象深かった。身体表現にこういう手があったか。

あと、楊 福東(ヤン・フードン)というひとの、戦前の中国を映画に仕立てたような映像をよこに並べてプロジェクションしたインスタレーション作品がなかなか良くできていてしばらく見ていた。おもわせぶりなだけって気もしたけど、劇映画的なものへの審美的な没頭状態を純化してみせてくれるみたいな。

新国誠一についてはほとんど知らなかったけど、なんか今見ると素朴で無邪気なような気がしないでもないけど、NHKのタイトルの仕事とかをしていたってことを知って興味深かった。