岡田くん、演劇に教養が偏るの巻

 今週は、日本の小説を翻訳すると・・・・という話題でゲストは講談社インターナショナルのマイケル・ステーリ氏。「村上春樹がヨーロッパで売れるのは、シェイクスピアとかギリシャ悲劇とかの背景があるからわかるんですけど、アメリカで人気って思わなかったです」と岡田くん。俳優として演劇史の教養を誰かに教わってるみたいだけど、文学史には疎いみたい。「村上春樹のよさがわかんないんですよ。エロいとしか思わなくって・・・・」とのこと。岡田くんが『のぼうの城』の話をふったらマイケル・ステーリさんきょとんとしてる風だったけど、大丈夫か。あと本谷有希子も翻訳したら売れるだろうって話してて、ふーん。「時代物のエンターテインメントは売れる。サムライにはアメリカ人興味あります。でも、歴史小説は背景の知識が難しくなりすぎて売れない、村上春樹は無国籍感があるので受け入れられる」という話に、「日本的過ぎても売れないんですねー、でも日本独自のものを翻訳してほしいですよね」といった、ちょっと難しい話になって、うーん、とうなって終わるという感じなのだった。

なんか、こんな検索して見に来た人がいる。
グローイング・リードの岡田准一はバカ - Google 検索
いや、知性と教養は別なんですよ。岡田くんは、教養に欠けてたりして、天然なコメントがあっても、専門家の知識を素直に受け取って成長できる知性があるからいいんだと私は思うのです。