輪舞、リミックス(下書き)

STスポットに、ドラマリーディング「ラ・ロンド」を見に行く。
シュニッツラーの、男も女も浮気者、といったノリの戯曲を、複数の劇団が二話ずつ演出するリーディング公演。
ぽかりん記憶舎は見たことなかったので、気になっていたが、まあ、たしかにうまいな、という所。
しかし、浮気な話をラップと夫婦漫才(若手)に変換してみせたフランケンズは、とても面白かった。セリフをテープに録音して、そこに肉声をかぶせるという手法にはいろいろ可能性がありそうだ。

(初出「些末事研究」/2010年3月11日再掲)