2003-10-09 ローザス、レインを見る ダンス さいたま芸術劇場。ドラミングよりは、音楽とダンス、舞台構成とがマッチしていたと思う。スティーブライヒっていっても、ドラミングと違ってこっちの曲は6/8拍子みたいなコンスタントなリズムがあって、メロディみたいな構造のメリハリもあるしね。きれいで、ダンス的な魅力に溢れている作品だったけど、きれいなだけだったよなあ、という所。モダンダンス的伝統の、もっとも現代的に洗練されたもの、という風には言えるのだろうけど。(初出「些末事研究」/2010年3月11日再掲)