虹の門をくぐることはできない

火曜日は横浜に行った。STスポットでJCDN企画のソロダンス4本。男性陣の作品が僕の好みで、女性陣の作品は僕にとっては受け付けないものだった。コンセプトを徹底できているか、観念で終わってるかの違いなんじゃないか、と思う。火曜だけしか出なかった人が好みだったので得した気分だが。やっぱ、まだ知らない才能を探しに行かなくっちゃという気分になる。

中国文明展が終わってたことを知らなかったのは、僕だけではなかった。吉田喜重がグリューネバルトの絵を訪ねるビデオを見たりした。超レア。

昨日は、アトリエサードでさんざんダンスの話などをしてからセゾンのトークへ。名前を忘れていても、作品は覚えていて、あの作家さんだったのか、なんて思う。やっぱ、まだ知らない才能を探しに行かなくっちゃという気分になる。

ゲイリー・ヒルのパフォーマンス予約して、カードで支払ったが、ワタリウムの受け付けでは、端末ではなくて、カーボンの伝票式だった。受付嬢が良く喋る人で、こんなのいまどき珍しいですよね、なんて。

(初出「虹の錯視 第二」/2010年3月15日改稿の上再掲)