ゴールデンウィーク最後の日曜日、5月7日に出発の予定だったが、北村明子ワークショップで疲れていたせいか、寝る前にちょっと冷えるな、なんて思ってたら風邪をひいてしまい、ゴールデンウィーク後半は寝込んでいた。 だいぶ回復したと思って土曜日にはBergson読書会のために市ヶ谷の学校まで出かけたものの、声もかれてて「風邪ひいた?」と言われる始末。これでこじらせたら旅行にさしさわる、と早く寝るつもりが、旅行前には、とウェブに書き込みしてるうちに大分遅くなる。 泊めていただく約束のおたべさんから借りたビデオもせっかくだから返そうと思って見てなかった一本を見る。高倉健がB級な映画でコメディタッチの演技をしてるとは知らなかった。すぐ寝るつもりが、ビデオの空きスペースに残っていた10年ばかり昔のTV番組が面白くって見てしまう。 アカデミー賞授賞式で、ラストエンペラーがオスカーいっぱい取ってて、外国映画部門にマイライフ・アズ・ア・ドッグ月の輝く夜に、がノミネートされてた。高校生のころを思い出す。としちゃんダンスうまかったのね、とか光GENZIが半裸で飛び回ってるのは眩しいなぁ、さぞかしOLやおばさんが喜んだ事だろう、とか、斉藤ゆき、冗談じゃなく歌下手だ、とか、あのころなかった感覚が働いている。 そんなこんなで遅くなり、寝付かれず、早起きして静岡県立美術館に立ちよろう、という計画は自ずと流れてしまった。