2009-01-14から1日間の記事一覧

近代日本語に弔いを(9)−「文(かきことば)」の演劇−

演劇作家の岸井大輔さんが、『日本語が亡びるとき』について次のように書かなかったら、ぼくは『新潮』に先に載った三章を読んだだけでおしまいにして、この本を手に取ることもなかっただろう。 水村の叫びに応える責が私にはあるだろう。文学の中でも演劇で…