2008-12-16から1日間の記事一覧

近代日本語に弔いを(6) −残された音の痕跡−

*170年代初頭、30歳を過ぎたばかりの吉増剛造が万葉集を読む。 昭和三十年代後半に青春期をむかえたものの例にもれず、ロックの発生期あるいはモダンジャズの世代であり、(略)・・・朝にモダンジャズを聞き、「万葉集」を読んで巻三の「みつみつし久米の若…