2004-05-08から1日間の記事一覧

2002年『群像』12月号の穂村弘

「うたと人間」とタイトルがつけられた対談での穂村弘の発言で私の目に止まったのは、まず、現代の人間と、「昔の」人間の違いに穂村弘がこだわっているところ。与謝野晶子や斉藤茂吉の「夢の総量、絶望の大きさ、希望の強さ、欲望の強さ」「そこにあるカオ…

「うたと人間」を見つけた理由

坪内祐三が『群像』に書いていた「『別れる理由』が気になって」の第一回をたまたま去年読んだら面白くて、ちょっと気になっていた。それで、ちょっと時間に余裕ができた先月の中ごろ、大学の図書館の地下にある閉架書庫にもぐりこんで連載を追いかけてみた…