ヒュージが気に入った話

 朝までカラオケしてたりしておもいきり体調を崩した先週末。「写真集が欲しい」と急に思って、でも遠出する気力も無く、近所のコンビニで何か雑誌でも買うかと手に取った『HugEの6月号』がなにやらよさ気なので買ってみてごろごろと眺めていたらちょっと気に入ってしまった。HUgE (ヒュージ) 2007年 06月号 [雑誌]

 『Pen』とか特集によっては買ってみたりして、なにか分不相応な世界に足を踏み入れたような居心地の悪さを感じることがあったりもするのだけど、そういう居心地の悪さを感じることが何故かなかった。テクストのクオリティとかも配慮が行き届いている気がする。
 まあ、まがりなりにも定職について収入が安定したこともあり、自分が多少なりとも贅沢慣れしつつあるということも、高額な商品を紹介するパブリシティ記事の連続に違和感を感じない理由かもしれないけど(まあでも自分に買えそうなのはユニクロのTシャツと写真集くらいか)。


 紹介されていた若手写真家の作品もちょっと探してみようかと思ったりした。『ピクニック・アット・ハンギングロック』のロケ地を撮った作品とかあって、魅力を感じた。

 時折発作的にある種の写真に目をさらしていたいという視覚的欲求が嵩じることがあり、そういう欲求を満たしてくれるものは探し出す努力がないと手元に置けない。