キノ・バラージュ:イメージズ・フェスティバル・セレクション

この日、以下の案内を受け取っていたので、見に行った。

■□■□ KINO BALAZS information □■□■
第117回キノ・バラージュ/2005年9月17日 14:00-17:00


●テーマ:『Relation / In Between −他者とその距離−』
イメージズ・フェスティバル・セレクション・プログラム

今回は、カナダの映画祭『イメージズ・フェスティバル』のプログラム・ディレク
ター、ジェレミー・リグズビー氏の来日に合わせて彼がセレクションした映像作品
集、2プログラム分も携えてくる予定です。このプログラムは『イメージズ・フェス
ティバル』で近年取り上げられた作品の中から選りすぐりの作品で構成されていま
す。
このプログラムでの作家や作品の多くは日本ではあまり紹介されてはいないものの、
日本でもイメージフォーラムなどで紹介されたこともある、ナサニエル・ ドース
キーやスコット・スタークといった国際的に高い評価を得ている作家や、若手の優れ
た作家 の最新作を観ることが出来るでしょう。

 プログラムをキュレイトしたリグズビー氏によると、今回はビデオ作品とフィルム
作品の2プログラム構成となっております。これは単にフォーマットの違いによる区
分けを意味するばかりではなく、それぞれの作家の方法 論的な違いを了解すると同
時に、今日の映像シーンの流れといったものを実感できるプログラムとなることを意
図しています。


●プログラム
Program 1:NEW Video works, (52:00)

La ronde; ベティナ・ホフマン, Canada, 9:00, 2004
To Love or to Die; スコット・スターク, USA, 5:00, 2003
Britton, South Dakota; ヴァネッサ・レンウィック, USA, 9:00, 2004
When Adar Enters; イェール・バルタナ, Israel, 7:00, 2003
A Boy on a Dock Blowing His Nose; バリー・ドゥープ, Canada, 15:00, 2004
Auermuhle, Mai 2003; トビアス・シュムッキング, Germany, 7:00, 2004

Program 2: NEW Films, (55:00)

Ojos Que No Ven; アレン・D・グラス II世, USA, 14:00, 2003
Threnody; ナサニエル・ドースキー, USA, 20:00, 2004
Fenetres; ミシェール・ボカノフスキー, France, 9:00, 2004
Water, Water; ニッキー・ハムリン, England, 9:00, 2004
Buffalo Lifts; クリスティーナ・バトル, Canada, 3:00, 2004


●講 演:ジェレミー・リグズビー(映像キュレイタ、"IMAGES FESTIVAL":プログ
ラム・ディレクター)

●日  時:9月17日(土曜日)、PM2:00〜5:00
●会  場:阿佐ヶ谷美術専門学校422教室
    杉並区梅里1-3-3 (地下鉄丸の内線・新高円寺駅南口下車・徒歩3分)
    (地図はこちら http://www.asabi.ac.jp/main/question.html )

●参加費:¥500−
●問 合せ: http://www.fmic.net/Kino_Balazs/index.htm

●企画・コーディネイト:松山由維子

当日のプログラムはちょっと違っていて、上映されなかった作品もあったのだけど、当日資料を探している暇が今無いし、今日思い出せないので、ほっておく。

難解アニメから、ポリティカルなドキュメンタリーから、構造映画的実験作から、映像美ものから、ファンドフッテージから、いろいろ。でも、あれですね、日本の実験映画作家とかとほんと同列な印象が残ります。

来日していたキュレイターの解説つき、質疑応答あり。日本の8ミリ映像の文化は素晴らしいですね、といったお話も。フィルムっていうのは、滅びつつあるメディアなので、それ相応の回顧的な視点というのが際立ちますね、といったことを言っていたような気もする。私の思い違いでなければ。


石田尚志さんと会って久しぶりで話した。

「今なにやってんの」「就職しました」みたいに近況報告。

キノ・バラージュをキノ・キュッへでやってるころは、打ち上げでいろいろ石田さんの面白い話を聞いたものだった。


(10/24未明に記す)