雑誌に記事書きました
TH series(トーキングヘッズ叢書)No.24 「少年×タナトス」に三本記事を書きました。
http://www.a-third.com/th/etc/info24.html
斉藤斎藤『渡辺のわたし』 と ポタライブ について、短文のレビュー(巻末の特選街コーナー)そして、高柳重信の紹介文みたいなもの。
http://www.a-third.com/th/info/thstore.html
件の雑誌をおいてある本屋リスト。
先日正岡豊さんにお会いしたときに、高柳重信についての記事のコピーをお渡ししていたのだけど、コメントしてくださった。「「外」「内」が曖昧な境界線上の文章」であるのが面白いと好意的な評価をいただいた。
http://d.hatena.ne.jp/masaokayutaka/20050720
多行俳句のひとの句がなんだか偽古典的で郷愁的なことの意味は、それなりにいつか誰かが批判的に超克してゆくことなんですかねえ。
と正岡さんはおっしゃっている(多行俳句のひと=高柳重信)。うーむ。これは、いろいろ考えてみるべきポイントですね。「少年×タナトス」って聞いて、高柳重信の名前が浮かんでしまったというわけで書いてみた記事だったのだけど・・・・。
(以下ミクシに書いた記事とほぼ同じですが)
ところで、「少年xタナトス」と聞いて、高野文子の「絶対安全剃刀」(表題作の方)は当然取り上げられるものだろうと思っていたら、どうも言及されていない様子。でも、「絶対安全剃刀」の気配はちらついているみたいだ。
あれですね。この特集の全体が「絶対安全剃刀」で既に語りつくされていて、前もって批評されつくしているようなものだともいえなくもない気がします。
(7/20)