歴史と様式の話につなげたいけど・・・

インターFMの番組を帰りしなに聴いていたら、スムーズながらも微妙にテンションも高くって、ウッドベースにエレピが絡むって言う結構好みの音作りをしている曲がかかっていた。70年代っぽいけど、もっと洗練されてるから最近の録音かもなあ、と思い、気になったのでサイトでプレイリストをチェックしてみた(便利な世の中だ)
http://www.interfm.co.jp/n03_pro/smstyle.cgi
したら、これだった。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A017920/VICJ-69001.html
日本のジャズ界を引っ張ってる方々ってわけか。

音楽に関しては、ちょっと聞いてすぐ気に入ったものは、じっくり聞くと飽きるのも早い(逆に、最初気に入らなかったものが好きになれば飽きない)という経験則があるので、買いに走るかどうかはわからない。

今日のお昼に、キリンジのことを考えながら、二世紀も後の人にとっては、21世紀初頭の擬古的な音楽スタイルなんて、オリジナルな70年代の録音とそんなに大差ないものとして聞こえるだろうし、未来の音楽学者にとって、これは70年代の録音か21世紀の録音か、なんて区別できるかどうかの試験が課されたりするのかなあなんて空想した。*1

*1:昔読んだ『文学対アメリカ』という本で、古い詩の年代を当てる試験の話が出てくるのだ。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479492142X/qid=1111474711/sr=1-18/ref=sr_1_2_18/250-2728387-6129047