2005-03-30から1日間の記事一覧

『薄荷色の朝に』の一首

村松由利子さんの歌集『薄荷色の朝に』を読み始めてみた。 冒頭の連作でなんだか魅了されてしまった一首を引いてみる。 風の変わる予感満つれば薄荷色のTシャツ一枚ベランダに干す 「満つれば」の「つ」がなんとも良い。ka音のテンポの良い連続のなかに満ち…