美術

セシル・バルモンド展

ツイッターで盛り上がっている人が居たので、気になって会期末だし、ナデガタの前に見に行ってみた。 「エレメント」構造デザイナー セシル・バルモンドの世界:イントロダクション|東京オペラシティ アートギャラリー 自分としては、ほとんどひっかかるも…

「増山士郎作品集 2004〜2010」@現代美術製作所

何の前情報もなしで見に行ったけど、いろいろ社会との関わりかたをコンセプチュアルというかドキュメンタリー的にというか、切り取った作品だった。まるで風俗店の看板みたいな「恥ずかしい姿見放題」という立方体のピンクの看板があって、のぞき窓があって…

渋谷友香理展@スタジオ・シェッラハル

http://www.lazur.jp/siellaharun.htm 泰货网ほんの少しの光が、隙間からもれたり、木箱のオブジェのような手作りらしい照明器具からもれていて、ほとんど真っ暗な部屋の中に入るときには「目が慣れるまで時間かかりますよ」といわれる。部屋をうろうろする…

誰もいない土地 いない人―NO MAN'S LAND展と画廊男―

壊される予定の建物に展示を行う。 TAB イベント - 「No Man’s Land」展 それまで立ち入れなかった建物が展示スペースとして公開されるということで、気になってでかけてみたのは三条会を見に行く前にすこし時間があいていた日だったけれど、出かけてみると…

Gallery≠Gallery 新年画廊セレクト展

300日画廊をやっていた佐藤洋一さんが昨年始めた新しいギャラリー、その名も「Gallery≠Gallery」で新年画廊セレクト展を開催中。2月1日までということで、会期は残すところわずか。http://blogs.dion.ne.jp/dg300/ 品良く現代美術の新鮮な一断面を切り開…

大岡信コレクション展

を見に三鷹の美術ギャラリーに。 人と人の関わりのなかにそれぞれの作品がおかれているので、いつも以上に作家の目とか作家の思考というものに意識が導かれるようだった。さっと通り過ぎたつもりが、1時間あまり経っていた。

李禹煥 余白の芸術

STスポットの『創造者 remix』の公演を見に行くついでに横浜美術館の李禹煥展を見に行こうと思った。 http://www.yma.city.yokohama.jp/exhibition/2005/special/03_leeufan/李禹煥といえば、西郷信綱『古典の影』(平凡社ライブラリー)の表紙をすぐに思い…

横浜トリエンナーレ

この日、山下残の公演を見に行くついでに、トリエンナーレも見ておこうと思った。早めに出かけて、トリエンナーレをまず見てみた。 http://www.yokohama2005.jp/jp/展示がどうのこうのというより、埠頭の海と倉庫の印象が強く残っていて、その意味では、海風…

世界を織り込んでゆく線条をほんの少しなぞること -前沢知子の個展をみる-

全く独創的で、コンセプチュアルな作品を造りつづけている前沢さんから個展の案内が届いたので見に行った。2000年の5月に開催されていたもので、会場は恵比寿の「MASATAKA HAYAKAWA GALLERY」である。 今回の作品は、辞書とあらゆるジャンルの書物、冊子にあ…

身体と遠近法−「恋スル身体」展の感想

99年夏に宇都宮美術館で開催されていた「恋スル身体」展では、最近のメディアの革新によって変容した知覚をテーマに含んだ現代美術の作品が集められていた。その展覧会で、写真をコンピュータで加工した作品を作っているやなぎみわの作品を初めて見た。以下…